今日は家計管理のはじめ方について、書いてみます。
この記事は、家計管理ってなに?
何から始めればいい?という方におすすめです。
家計管理って?
年間の収支がプラスかマイナスか、分かっていないのは良くないってなんとなく分かりますよね?
家計管理でよく言われるのは
ライフプランに合わせて資金を準備していくために、収入と支出を把握するのですが
それだけでは十分ではないです。
では、足りないものは何か?というと
・目標が決まっていない。
・現在の資産状況を把握していない。
この2つです。
つまり、家計管理とは
①目標を決める(ライフプラン・マネープランを作成する)。
②現在の資産状況を把握する。
③家計簿をつける。
④無駄な項目を改善する。
この4つのことです。
①目標を決める
貯金をしよう!と思って、やみくもに切り詰めて生活するのは大変ですよね。
まずは、人生で大きな出費になりそうなもの(イベント)を書き出し、それが何歳のときに起こるのか整理しましょう。
これがライフプランの作成です。
次に、各イベントでどのくらいのお金が必要になるのかを整理していきます。
これがマネープランの作成です。
FPさんへのライフプラン作成を依頼すると、この2つを一緒に行ってくれます。
ただ、依頼時には下記のことに注意してくださいね。
- FPさんにまかせっきりにしない
- ヒアリングには適当な返事をしない
- 修正するイベントがあれば、プランも修正する
無料で行えるFP相談
OsidOriという家計簿アプリを使えば、必要項目を自分で入力して作成することもできます。
オンラインでも相談するのが抵抗ある方や、時間がない方におすすめです。
車や大型家電の買い替えなども必要に応じて組み込めて、キャッシュフロー表まで作成してくれるので、手軽に試してみたい方にもおすすめです。
②資産の把握
目標が決まったら、次は現在の資産の把握をしましょう。
これは、目標との差がどのくらいあるかを知るためです。
目的地を決めた。でもどこから出発しているのか分からない。
これでは目的地までたどりつけませんよね。
資産とは、 預金 株式などの金融資産 不動産は住むところ以外を(住むところは資産に含めない)などです。
預金や株式、NISA、貯蓄性の保険などが主になるでしょう。
③収入と支出(収支)の把握
ここでようやく、収支の把握です。
よくイメージされる、家計簿をつけることですね。
まずは、月の収支・年間の収支がプラスかマイナスかだけでも把握できればOKです。
通帳の引き落としがいろいろと別れている方は、できれば1つに集めておくのがいいですよ。
そうすれば比べやすくなるので、管理の手間が省けます。
年間収支がプラスで終わって順調に目標までいけそうな方は、このままでもいいと思います。
逆にマイナスの方は、家計簿をつけて何にいくら使っているのか把握しましょうね。
でも家計簿をつけるって、面倒だなーと手つかずになりがち・・・。
という方には、口座連携型の家計簿アプリをおすすめします。
先ほどのOsidoriのほかにも、MoneyTree、マネーフォワードMEがおすすめです。
(口座連携型の家計簿アプリは、ネットバンクにつながっている口座のみ、連携が可能です。)
④無駄な項目を改善する
家計簿をつけたら、無駄な項目を改善していきます。
どうやったら無駄な項目を洗い出せるのか?というと
- 出費額が多い項目から順にみていく
- 家計の黄金比から比較して、多いものを順にみていく
- 固定費から順にみていく
こういった方法が挙げられます。
保険代、スマホ代を含む通信費、光熱費などの見直しをしたことがない方は
固定費から手を付けていくのがおすすめです。
こちらの記事で解説しています。
無駄な項目を改善したら、先取り貯金を作りましょう。
先に毎月これだけ貯める(投資に回す)と決めてしまうのです。
ここでまだ家計がマイナスなら、収入を増やすか、生活水準を見直す必要があります。
無駄な項目を改善して、
先取り貯金ができれば家計簿を継続してつけるのは
やめてもいいと思います。
ただし、資産状況を把握することはやめないでくださいね。
ライフプランで必要な資金と資産状況を比較して、
順調なのか、修正が必要なのか判断するためです。
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