こんにちは。今日は投資界隈のSNSでよく見る似たような言葉について調べたのをまとめてみました。
調べた言葉は下記の6個です。似たような言葉ですが、違いについても調べましたので一緒におさらいしましょう。
・資産形成と資産運用
資産形成
資産形成とは、資産(=貯金、株式等)がゼロの状態から築いていくことをいいます。社会人として世に出たときから資産が何百万円もある人は少数でしょう。会社員として働き労働収入を得る+収入を上回らないように支出を抑えながら、貯金をしていくことが資産形成の第一歩ということですね。
資産運用
資産運用とは、今ある資産を使ってさらに資産を増やすことをいいます。10年以上前なら、銀行預金の利息がメインでしたが、現在は投資というと株式や不動産のイメージが強くなっていると思います。
老後に困らない資産を形成するには、形成+運用する
資産がゼロの状態なら、まずは収入ー支出=貯蓄である程度の資産を形成しましょう。その次に、少しずつ運用に回して効率よく資産を増やしていくようにして、さらにまとまった(老後に備えるための)資産を形成する。自分が今どの状態にあるのか、確認してみましょう。
投資へ進出できる段階というのは個人差がありますが、例えば毎月5万円貯蓄を行って3カ月~6カ月分の生活費の貯蓄ができたら、次はその5万円を資産運用に回す、というのが一つの方法ですね。
・投資と投機
投資
投資とは、〇年先の利益を求めて出資をすることで、〇年先とは3年だったり5年だったり、もっと長ければ10年以上先をいいます。投資の種類はたくさんありますが、主に株式・債権・不動産などがありますね。投資ではキャピタルゲインとインカムゲインの2種類の利益があり、キャピタルゲインは保有資産の売買差益(株式でいえば株が安いときに買って、高いときに売ったことで得られる利益)、インカムゲインは保有する資産があることで得られる利益(株式でいえば配当収入)をいいます。
投資をすれば元本割れ(出資したお金より価値が下がってしまうこと)するリスクがあるので、リスクを許容できる範囲で投資をすることが大事ですね。
投機
投機とは、短期的な相場変動から利益を狙うことです。相場というは株式や為替の相場のことで、年単位ではなく、短ければ1時間以内~長ければ数カ月単位での値動きで利益を獲得していきます。
大きな流れのなかの小さな流れを予測していくので、精度を高くして狙っていかないと損失を出し続ける可能性があるため、投資よりもさらにリスクが高まるので注意が必要ですね。
株式投資と投資信託
株式投資
株式投資とは、株式市場に上場している企業の株を購入しキャピタルゲインやインカムゲインを狙うことです。株式相場というのは、日本でいえば東証(東京証券取引所)のプライム・スタンダード・グロース・プロマーケットなどです。それぞれ市場によって上場の基準が異なるようですが、ここでは割愛します。
ニュースの株相場のアナウンスでよく聞く日経平均株価というのは、株式市場のことではなくて、日本経済新聞社が選定した225社の平均株価だそうですよ(この記事書くまでちゃんと知りませんでした・・・)。これは日本株式の指数(簡単に言えば、価値の規準)になっているので、日経平均株価があがれば、日本株が買われて価格が上がっていて、株式の価値が高くなっている、ということですね。
同じように米国にも証券会社や株式市場がありますが、これはまた別の記事で書きたいと思います。
投資信託
投資信託とは、投資家からお金を少しずつ集めてまとまったお金にして、証券会社が運用をしてくれることです。NISAやiDeCoの運用商品を見ると、オールカントリーや米国株、新興国株の信託がありますよね。
投資信託では、プロ(証券会社)がいろんな株式や債券などを運用してくれるので、特定の株式銘柄に偏ることがなく分散投資をしてリスクヘッジ(損失を緩和すること)しつつ、少額から可能なので株式より始めやすいですね。
まとめ
・資産は小さく形成しコツコツ運用で、大きな資産を形成する。
・投資は長い目で見て利益を狙い、投機は短期的に利益を狙う。
・株式投資は個人が特定の銘柄を売買し、投資信託はプロに任せて運用してもらえる。
読んでいただきありがとうございます。
こういうこと調べてほしいなどあれば、コメントもいただけると嬉しいです!
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