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ライフプラン・マネープランを立てても無駄?

お金の勉強

ライフプラン・マネープランとは

ライフプランとは、人生における大きなイベントの計画を立てることです。

いわば、人生の設計図ですね。

大きなイベントとは、結婚、出産、子供の養育・教育費、家や車の購入などのことで

子供が生まれたら入学や授業料などでお金がかかる時期が来るので、

それに備えて資金を貯めるよう計画をしていく。

そういった計画をたてて、ある程度見通しをたてておく。

そして、作成したライフプランに沿ってマネープランを立てていきます。

FPさんにお願いすると、ライフプランを作成するとその一環でマネープランも一緒に作成してしまうことが多いでしょう。

計画しても無駄なの?

でも実は、ライフプラン・マネープランを立てても無駄、という意見もあるんです。

それはなぜか? 理由は3つあります。

①FPにお任せした(自分たちで考えていない)プランだから

 自分たちが過ごす人生なのに、他の人が計画を考えるっておかしくないですか?

 計画をたてるのは大変かもしれませんが、自分たちがどんな人生を送りたいか

 よく考えましょう。

 例えば、年に1回は旅行に行きたい、など。旅先は国内?海外?

 費用は変わってきますよね。

 毎年国内だけど、3年に1回は海外に行きたい!とか。

 FPさんが全部質問してくれるとは限りません。思いつく限り書き出してみましょう。

②楽観的すぎたり、悲観的すぎるから

 計画するとき特に頭を悩ませるのは、収入がどれくらい増えるのか、

 学費がどれくらいかかるようになるのか、です。

 収入に関しては、終身雇用制度・年功序列制の給与体系が崩れてきているので

 絶対これだけ増えるとは限りませんよね。

 

 学費に関しては、子供の進路によってピンキリです。

 まだ小学生にもなってないのに、留学をするのか?大学にいくのか?なんてわかりませんよね。

 

 先のことは分からない中で、子供の進路は全部公立で!とか、収入はこれだけ上がっていくはず!

 と決め打ちしてしまうのは、楽観的すぎますし

 

 子供の進路は全部私立も行けるように備える!

 収入はあんまり上がらないかもしれない、物価高がとまらないかも・・・と悲観的に計画をしていたら

 マネープランはカツカツの生活に・・・・ってなったら悲観的すぎて、

 なんのために計画しているのかわからなくなってしまいます。

 子供の進路希望をかなえられるのも大事ですが

 なんのために計画をしているのか、目的をはっきりしておきましょう。

 ちなみに、私の計画の目的は、

 「子供の進路をかなえてと旅行を楽しめる人生。老後は好きな車にも乗りたい」です。

 我ながら欲張りですね。。。けど、計画だから言うだけならタダですよ。

あとは計画に合わせて収入を増やしたり、お金のかけるところとそうでないところを分けたりしています。

③作ったらそのままで、定期的に見直しをしていないから

 人生は長いので、若い人ほどライフプランは変更があって当たり前です。

 作成時は子供の進路は大学から私立だったが、公立に受かった。とか

 遠方に通うため、仕送りをする必要がある、とか通学費がかかる。とか

 イベントが近くなってきたり、変更があれば見直す必要があります。

 

ライフプラン・マネープランを作成するときの約束事

ではここから、計画をたてるとき、たててからどう活用するかを紹介します。

①家族でどんな生活を送っていくのかを共有する

 計画を立てるとき、どんな生活を送るのか、家族(特にパートナー)と共有しましょう。

 子供は何人? 住まいは? 車は? 生活スタイルは? 親の介護は? 自分たちの老後は?などを話し合っておく。

 子供がある程度大きくなってきたら、進路を話し合ういい機会になるかもしれません。

②時代の流れについていけるよう、変化を察知する

 今はどんどん新しいものが出てきていて、新しい情報はすぐにネットで広まります。

 情報をたくさん知っていれば判断するときの材料になるので、知っていて損はないのです。

 例えば、ライフプランを作成したときの物価や学費の相場が10年後も同じとは限りません。

 子供が5歳のときにライフプランを作成→5年後(子供10歳のとき)に大学費用の相場が上がる情報を仕入れ、見直して準備するのと、12年後(子供17歳のとき)に準備するのでは、1年あたりに準備する金額が変わってきますよね。

 

③定期的に見直しする

 できるなら年に一回の見直しが望ましいですが、少なくとも4年に1回は見直しましょう。

 4年に1回じゃ忘れそうですよね? 

 そういう方はオリンピックの年で見直しましょう。

 夏休みやお盆休みを活用してくださいね。

 

それではまた。

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